昨夜はまたしてもtonicへ。前回書き忘れましたがこのライブハウス、ステージがビロードのカーテンで覆ってあってほんまに学芸会みたいな雰囲気。照明が暗くなると屋根裏部屋みたいなちょっと怪しい感じになって、またそこも素敵です。

今日はbang of a canのライブを観に来ました。この間のジム・オルークの集客率が嘘みたいに人が多い。正確にはbang of a canのメンバー二人とウズベキスタン民族音楽のアーティストの競演ライブです。bang of a canを知ったのは竹村延和文脈。どんなかな〜と思って観に来ました。

一番最初はウズベキスタンのアーティスト二人。一見普通のサラリーマンっぽいオッサンと民族衣装を着たオッサンが登場。このリーマンっぽいオッサンがすごかった。タンバリンみたいな太鼓を叩いてたんだけど、メチャクチャ上手くて太鼓だけなのに空気がうねりまくり。会場の人も盛り上がる。
民族音楽じゃなくてブレイク・ビーツみたいやった。

続いては大学生っぽいアメリカ人のお兄さん。
この人サックス一本でブレイク・ビーツやるの。どう吹いてるんや?!って謎やった。まだ始めてそんなに時間が経ってないみたいで時々とちってたけど、格好良かったわ・・。

最後はbang of a canのメンバーと出演者達との競演。
bang of a canのメンバーが叩くスティールドラムの音がものすごく綺麗でちょっと泣きそうになる。その音にあわせながらどんどん出演者達が色々な楽器で即興演奏して最後は会場の人達全員がヒューマンビートボックスもどきの音で参加して(ただ口をポン!と鳴らすだけ)、何とも言えない素敵な音楽が聴けました。フリージャズとトイ・ミュージックがごちゃごちゃになった結果綺麗な音楽が生まれたって感じがした。一つ一つの音がキラキラしてて音楽の七福神みたいな人達がステージに立ってるな〜とぼんやり思ったり。