RESFEST


NYを皮切りに世界中を巡回する映像祭り「RESFEST」(http://www.resfest.com/)に行ってまいりました。見たいプログラムがたくさんあって迷います。今回私が観たいのはエレクトロニック・ミュージックのPVを集めた「CINEMA ELECTRONICA」、野田凪・JONNIE ROSS・FRANSOUIS VOGELの三人の作品が一気に見れる「TRIPLE THREAT」、ベックのPVを集めた「BECK RETROSPECTIVE」、「TWO BY MIKE MILLS」です。全部見れるかな?いや、見る!

祭り二日目の昨日は「CINEMA ELECTRONICA」(http://www.resfest.com/index.php?page=films&zone=Cinema+Electronica)を見ました。脳にガツンとくる映像が多くてかなり楽しめましたよ。日本(今回は京都と東京と神戸)でこのプログラムあったら是非見に行ってください!
一番良かったのはWOOF WAN-BAUが手がけたCOLDCUT「WHISTLE AND A PRAYER」。フェルトを切り貼りして作った手芸チックなアニメーション。ストーリーも夢があって大層可愛らしいキラキラした作品でした。最近こういう女子っぽいものに触れてなかったので心が洗われたなー。NYでオリーブオバさん心を満たすものって結構少ないかもな〜てしみじみ考えたり。

日本のHIFANAのPVも面白かったです!これのちょっと前に流れたテイ・トウワのPVがめちゃめちゃ寒くて「何でわざわざこれ?日本にももっと良いのがあるんだよー!!」と思ってたら一番最後に流れたHIFANAが良くてお客さんも「おお!」て感じで観ててちょっと嬉しかったです。浮世絵チックなアニメとキルビルっぽい実写映像を組み合わせた作品でいかにも外国人受けしそうな感じですが、確信犯的に作ったんだろな〜て感じでした。アニメーションが丁寧に作られていて見てて「やはりアニメは日本!」と熱く思いましたよ。

その他印象的だったのは触手系植物が出てくるAlias「Sixes Last」、「お母さんといっしょ」系キュートPV DIZZEE RASCAL「DREAM」、森林アンビエントFred Viola「The Sad Song」などなど・・。